お知らせ

【初学者向け】ロボットを動かして学ぶ プログラミング講座を開催しました!

ロボットを動かして学ぶ プログラミング講座の様子

2023年4月4日、滝沢市IPU第2イノベーションセンターにて、当法人主催の「初学者向けプログラミング講座」を開催いたしました。

講師に、岩手県立大学ソフトウェア情報学部の富澤浩樹先生をお招きし、盛岡商業高校に通われる9名の生徒に受講していただきました。

第1部:コンピュータの歴史と、プログラミングの基礎を学ぶ

講義を行う岩手県立大学ソフトウェア情報学部の富澤浩樹先生

講義は前編・後編の2部構成。第1部では、コンピュータの歴史やアルゴリズム。プログラミングの基本「順次」「選択」「繰り返し」の処理について学びました。

「人ロボット」を動かす課題を提示するスライド

また、各生徒が組み立てたフローチャートに合わせて拍手をするなど、「人ロボット」になって身体を動かしながらプログラミングを体感してもらいました。

Sphero(スフィロ)社のボール型ロボット「BOLT(ボルト)」の画像

第1部の最後には4チームに分かれて、それぞれのチームにSphero(スフィロ)社が提供しているボール型ロボット「BOLT(ボルト)」と「SPRK+(スパークプラス)」を配りました。タブレット端末でプログラム操作できるロボットで、直径7cmと小さめですが、とても固く頑丈な作りになっています。

ボール型ロボットを操作する高校生たち

まずは思い通りに操作できるか試してもらいましたが、すぐに操作に慣れてテーブル上を自由に走らせていました。

第2部:ロボットボールを動かしてピン倒しゲームをする

第2部では、ボール型ロボットを専用アプリで制御する方法を学びます。この頃から生徒の緊張も取れ、リラックスした雰囲気でプログラミングを楽しんでいる様子が伺えました。

ボール型ロボットを使ったゲームのルールが提示されたスライド

ボール型ロボットの制御方法を一通り学んだ後は、ピン倒しゲームにチャレンジします。ロボットをプログラミングどおりに動かして、配置された5本のピンを倒した数を競います。

テーブル上に配置された5本のピン

ロボットがテーブルから落下すると0点になるため、難易度はかなり高めです。

プログラミングの調整を行うチーム

生徒たちはロボットの動きを見て、細かくプログラムを修正。調整作業にも力が入ります!

ボール型ロボットを動かす高校生たちの様子

時間ギリギリまで粘りますが、なかなかうまくいきません!!

ボール型ロボットがテーブルから落ちた時の様子

制限時間いっぱいになり、ゲームスタート!各チーム1回ずつプログラムを実行してロボット動きを見守ります。

ロボットがピンに当たらないチーム、ピンを倒したもののロボットを落下させてしまうチームが続出。ピン1本を倒すことができた3年生チームが優勝となりました!!

今回の講座を通し、プログラミングだけでなく、ハードウェアを制御する難しさや楽しさも学べたのではないでしょうか。

プログラミング講座の終わりに

高校生たちにメッセージを伝える、イノベブリッジたきざわ代表阿部

最後に当法人代表の阿部より、高校生の皆様へご挨拶。IT企業で働くことの意義や、プログラミングを楽しみながら学んでほしいというメッセージをお伝えしました。

参加者全員で集合写真を撮影

参加者全員で記念撮影。 約3時間と長時間に及びましたが、生徒の皆さんは創意工夫を凝らし真剣に課題に取り組んでおり、一人ひとりから熱意を感じられた講座でした!

イノベブリッジたきざわでは、今後も学生を対象にしたプログラミング講座を開催していきたいと考えております。ご興味をお持ちいただけましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。